「優美のベトナム見聞録その5」

大事なことなので最初に脅しておきますね。
ベトナムの屋外ではiPhoneやiPadを取り出さない。即ひったくられます。
ベトナムでは高価な装飾品を身につけて出歩かない。カモねぎです。
ベトナムの水商売に泣き落とされる時は覚悟を。
iPhone→バイク→不動産のホップステップジャンプで強請られます。

人の手の届く所で不防備にお財布を置かない、中身を見せない、分散させて持つ。
取られたらあなたが悪い。
ベトナムは他の国のように「危険エリア」なるものはありませんが、ひったくり・スリ・置き引きが等の犯罪が多いです。

怖いのはバイクにカバンをひったくられる事。
手ぶらが一番ですが、無理なら女性は小脇に抱えられる肩がけのカバンをお勧めします。
もちろん道路じゃない方の肩に掛けて。
それからカバンが斜めがけだからって安心しているとナイフで切って取られたり、ひっぱられて転ぶ場合があるので心を許さないように。

スーパーマーケットや洋服屋に入る時はカバンをロッカーに預けなければいけないのですが、貴重品は必ず手に持っておく事。
そもそも貴重品は自室の鍵の掛かったトランクに入れて持ち歩かないこと。
これら上記はベトナム人自身も気をつけていることの一部です。


ベトナムが怖くなりましたか?
怖くないですよ。他の国で起きている犯罪と比べたら可愛いものです。物取りばかりですから。
是非、注意事項をよく守って、いいとこどり をして、ベトナムを好きになって帰国して下さい。


郷に入っては郷に従い、自分の中の常識ベトナムver.を脳内作成して、
ベトナムに慣れて下さい。
それが自分の身を守る最上の方法であり、冷静にベトナム側と交流をするベースとなります。

 

理解には理解から。
Good Luck.

 

「優美のベトナム見聞録その4」

「ベトナム人料金」と「外国人料金」が廃止になっておよそ10年。果たしてあれから"その差"は埋まっていっているのでしょうか?

ついこの前、某タクシー会社が一時営業停止になりましたが、その理由は「料金をドル表示にしたから」でした。

ベトナム政府が外国人料金を廃止したり、ドル表示を禁止したりして、不平等な環境を減らしているので、一応良い方向に法律は修正されていっているようです。

 

しかし実際暮らしてみると、そもそもスーパーやデパート等にでも行かない限り商品に値札なんてついていません。ベトナム生活での基本は、情報収集そして何よりも交渉。

例えば、美味しく新鮮な果物を適正価格で買いたいと思ったら、どこで売られているか(選択肢として天秤籠のおばちゃん、市場、果物屋など)を知り、日々周りの主婦と情報交換をし、値段交渉を怠けないこと。

以下はベトナムで買い物をする時の基本的なルールですので、念頭に入れて下さい。

 

*「Mo Hang(直訳すると"開店")」といい、店側からしてその日の最初の取引がスムーズであれば、その日一日を通してスムーズに物が売れると信じられている。

*外国人客がよく犯すタブーの1つに、値段を訊いといて買わない という行為がある。上記の「Mo Hang」でそれをやられると、おばちゃんはブチ切れるので注意。本当に「欲しい!」と思ったものだけに対し値段を訊くのが吉です。
もしくは、すでにそのお店で買うことが決定しており、他の品物を少し吟味するのなら問題ありません。

*交渉のテクニックとして、一度断って店を離れようとし、それから振り返って先程と比べて譲歩した値段を訊くという方法があります。また、離れようとした時点でおばちゃんが先に譲歩して後ろから声を張り上げるパターンもあります。 

判断の仕方としては、
1.自分がいくら離れてもおばちゃんが後ろから声を掛けてこない=自分の言い値に無理がある。
欲しかったら譲歩しなければけないし、自分から戻らなければいけない。

2.先におばちゃんから呼ばれる。
自分にとって少し優勢で最後の値段交渉をする。(すぐ売ってくれる場合もあれば、おばちゃんが少し譲歩した値段を言ってくる場合もある。譲歩された値段に納得がいけば買う。)

事前に値段を知らなければ交渉は面倒くさくなりますし、不安もあります。
しかし情報収集ができなかった自分のせいなので、負けたくないのであれば根気よく相手の様子を伺いながら交渉を。

事前に値段を知っていたのなら気楽なものです。
ただし、売り子・物の生産地や種類・時期・インフレによって値段は変動してるので、事前情報と多少誤差があっても誰かを責めたりしないように。

 

日本の方は交渉が苦手なイメージがありますが、交渉は単純な方法なので、コツさえ掴めば難しいものではありません。

練習だ、勉強だと思って、頑張ってください。

そうやって生活レベルで交渉上手になった頃には、ベトナム政府も もっと生き易い環境を用意してくれているでしょう。

皆様の経済活動に幸あれ。

「優美のベトナム見聞録その3」

明けましておめでとうございます。
前回から随分間が入ってしまい、申し訳ありません。

さて旧正月が明けたばかりの今日は、ベトナム人ってこんなんなんだ〜というネタを一つ。

ベトナム人が人に初めて会う時、必ず訊くのは出身・年齢(誕生日)・既婚か否かですが、中でも最初の二つはとても大事で、故郷が同じだと大盛り上がりしすぐ仲良くなります。同郷だとどこどこの誰々もそうだ、知っているか。知っている。と、共通の知り合いを見つけるとより距離が縮まります。

では、年齢は何故大事か。生まれどしを見て、性格判断をし、お互いの相性を診るんです。場合によっちゃいきなり距離を置かれるくらい本気で相性をみます。

では、既婚か否かは?相手の実際のパーソナリティーを推し量る材料になります。

シンプルに考えると、
1.出身=バックグラウンドを知る
2.年齢、誕生日=これから仲良く付き合っていけるのか思考する
3.  既婚か否か=実際の付き合い方の大枠を決める

非常にわかりやすく建設的な3ステップでベトナム人は出会い、付き合い方を判断しています。
ベトナム人は迷信深くも計算高いです。

新年は必ずお寺へ行き、帰りに自分の生まれ年の今年の運勢を書いた紙を買って帰ります。
日本のカワイイおみくじとは全く違いますので、良かったら一度買ってみて目の当たりにしてみて下さい。のべ2枚に渡りびっちり書かれたお告げから、嘘か真か自分の今年のアウトラインをまんべんなく知ることができます。

例えば、83年生まれ金豚どし(日本の猪)・木星・水属性の私。2012年は83年、85年、87年生まれの人間と仕事の相性も結婚の相性も良く、逆に78年と92年とは最悪。引越しをすると良いが他人を宿泊させないが吉、今年は仕事運に恵まれるが、3月と7月は散財に注意、5月と10月に金が入る。。
そしてそして!
『好き合っているなら何故祝杯をあげない?時間をかけても同じ結果です。今年中に祝ってしまいなさい』

ベトナム人ゆえ迷信深く、またしたたかに計算高く、都合の良いことを叶えてゆきたい。
私の中でバカボンのパパが、それでいいのだ、と言ってくれました。
皆様今年もどうぞ宜しくお願い致します。

優美


<テレビ放映のお知らせ>
2月7日午後9時〜「アジアで花咲け!なでしこたち」 http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/ 
番組紹介動画 http://www.nhk.or.jp/telemap/index.html?id=h_next_43_2 

 

「優美のベトナム見聞録その2」


皆様お元気でしょうか? ベトナム現地の優美です。

ハノイもすっかり冬です。
皆様は、ベトナムにも四季がある?と驚いているでしょう。
ベトナムは中部を境に北は春夏秋冬があり、南部は雨季と乾季があります。

ベトナムの冬は寒いです。
日本の乾燥した風がイチイチ肌に痛い、表面的な寒さに比べ、ベトナムの寒さはまるで水風呂に浸かって芯から冷えてしまったように凍えます。

北部では1年を通して平均湿度が75%以上なせいでしょうか。時々平気で95%ある日もあるくらいですから、真夏はもれなく何処でもホットヨガができる、と言っても大げさじゃないです。

ちなみにホーチミンは年中常夏、湿度もハノイよりはカラっとしています。

世界地図でベトナムを見たことない方に説明すると、ベトナムは中国の真下にあり、隣は上がラオス、その下がカンボジア、ラオス・カンボジアを挟んだ向こう側にタイ、といった位置関係になっています。

形は日本のように頭でっかちのS字形、面積はおよそ33万㎢で、日本の九州を除いた大きさとほぼ同じです。

ハノイからホーチミンまで飛行機でおよそ1時間45分、たったそれだけで、この時期はコート・マフラーの有無が決定的なことを、ベトナム初心者の方は知らないのでご注意。

風邪も引きやすいのでご注意。

万が一風邪を引いたら、是非ともベトナムの民間療法を試すチャンス!
やり方はてんで違いますが、神経を刺激して回復を図るっていう点はツボ押しに近い感じで、ベトナム人なら誰でも知っています。
背中全開にしなければいけないので、心許せるベトナム人に頼むが良いでしょう。

私は早く心許せる人が身近に欲しい。。 

そういう話でした。


優美

 

株式会社ビーコンエヌシー ベトナム事業サイトはこちら> http://www.benc.jp/vn/

「優美のベトナム見聞録その1」

皆様、初めまして。優美と申します。

父はクアンナム省出身、母はフエ省出身、私はホーチミン市生まれの、生粋のベトナム人です。
はじまりは父が日本の大学へ行き、日本の商社に就職をしたことからでした。
お陰さまで、私はベトナム語、日本語、それから英語の3カ国語を人生の早いステージから理解する環境に恵まれ、仕事の糧にしております。

ここ近年のベトナムは成長が著しいのに加え、ベトナム日本友好関係は38年周年、ODAは日本からが最多、各国にある日本大使館でもベトナム行きはエリートコースだと聞きました。
ジェトロによると2011年3月でベトナム国内の日本の会社は956社、日本人はベトナム全土で8千人ほどいるそうです。
日本国内でもベトナムに関するセミナーが増えたり、Made in Viet Namを見掛ける機会が増えているかと思います。
 
ベトナムに関する情報は、殆ど謎だった20年前から、15年前は書籍を見掛けるようになる、10年前はインターネットに出始める、そしてここ近年はブログを探せば現地の空気が想像できるというくらいまでになりました。
 
探せば見つかる?
 
探しても見つからない内側の話を、同じ話題にしても更なる事情を、ベトナム人と日本人の間にいる私の視点も時に交え、皆様にお届けしたいと思います。

 ベトナムの文化、芸能、ビジネス習慣、経済、市場、政策、人などテーマは尽きませんが、皆様からのリクエストももちろんお待ちしております。「今こんな話題が出ているけれど、実際どうなの?」「こんな時はどうしたら良いの?」にもお答えしますので、どうぞお気軽に声を掛けて下さい。
 
では、末永く宜しくお願い致します。
 
ベトナム現地の優美でした。 

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